BCGの都を目指して「SHAKE! KYOTO事前説明会」@イベントレポート

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YGGJapanはIVSと共同で今年6月に行われる、次世代の起業家が集まる国内最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTO」※において開催する、Web3ゲームピッチコンテスト「SHAKE! KYOTO」のプレイベント(事前説明会)をTUNNEL TOKYOで実施しました。

本イベントは、「SHAKE! KYOTO」の事前説明に加えて、ゲームパブリッシャーやVC、クリプトインフルエンサーやIPライセンサーといったパネリストとのトークセッションも行い、後半のネットワーキングでは軽食をとりつつ参加者同士で交流しました。

今回は、「SHAKE! KYOTO」のプレイベント(事前説明会)の様子を写真や文章で皆様にお届けしていきます。

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【SHAKE! KYOTO プレイベントプログラム】
14:00~受付開始・開場
14:30~司会・YGGJapan・IVS挨拶
15:00~トークセッション
16:05~SHAKE! 説明
17:00~交流会開始
18:45~終了の挨拶
19:00~閉場

【SHAKE! KYOTOについて】
国内最大規模のWeb3ゲームプラットフォームYGG Japanによる、ゲーム制作者とパブリッシャーを繋ぐWeb3ゲームコンテスト「SHAKE! KYOTO」に注目せよ!
本コンテストでは、エントリーされたWeb3ゲーム企画からファイナリストを選出し、コンテスト形式でアワードを授与します。優秀作品にはパブリッシャーやライセンサー、ベンチャーキャピタルなどとマッチングが可能です。YGG Japanによるマーケティング支援、YGGグループによるグローバルでの連携のほか、続々と参加する協力会社による支援も準備を進めています。
現在、世界中で新しいスタイルのWeb3ゲームのマーケットがブレーク寸前です。その中で、コンテンツが国内、及びグローバルで拡大するよう、ゲームスタジオやパブリッシャー、IPライセンサー、投資家等を「SHAKE=かき混ぜる」して、新しい価値を創造していきます。
【開催日時】
2023年6月28日IVS2023 KYOTO内にて開催予定
【会場】
ロームシアター京都(700名規模)
▼「SHAKE! KYOTO」や本イベントの詳細については、下記記事をご覧ください。
「IVS2023 KYOTO/IVS Crypto 2023 KYOTO」でWeb3ゲームピッチコンテスト「SHAKE! KYOTO」開催が決定。事前説明会を4月20日TUNNEL TOKYOで実施
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平日の昼間開催(14:00~)に関わらず、開始と共に多くの人が来場し、用意された席はほぼ満席。「SHAKE! KYOTO」の注目度の高さが伺える。

14:30の開始時刻が迫り、各社のPR映像が流れる中、PCでドキュメントを開く人・スマホで録画の用意をする人など、開始に向けて参加者も準備を行っていました。

そして、開始時刻。
冒頭の司会進行はIVS所属のJun Imai氏が担当し、主催である「SHAKE! KYOTO」の椎野氏・「IVS」のWhiplus氏の挨拶が始まりました。

「SHAKE! KYOTO」椎野氏より挨拶

shake!の説明を行うイベント主催の椎野氏

 

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    椎野真光 (Shiino Masamitsu)

    セガネットワークスでは戦略企画部⻑、編成局副部⻑を担当。Yahoo Japan!移籍後Yahooゲームでパブリッシングの責任者、その後ネットマーブルジャパンにて事業開発室⻑として、国内におけるゲーム開発やアライアンス展開を管掌。
    株式会社ForN(取締役)

椎野氏

今日は皆さんお時間いただき、ありがとうございます。
YGGJapanは、今年の6月28日から京都で開催されるIVS内にてWeb3ピッチコンテストを行います。その前段となる説明会になりますので、Web3のトレンドのお話や、YGGJapanが今回コンテストで「どういったことをやって行きたいのか」そういうことを共有させていただければと思いますので、よろしくお願い致します。

YGGJapanを知らない方向けに、何をやる会社なのかというと、2つあります。一つはユーザーコミュニティを作っています。YGGJapanとして持っているメディアを展開して、そこに一般ユーザーやWeb3系ユーザーを貯めていくというのが一つ。

もう一つが、今日お話する「SHAKE!」です。日本からWeb3ゲームを出していく、それをYGGグループを使って展開するということをやっていきたいと考えています。今日メインでお話しさせて頂くのは、ゲーム業界をかき混ぜ、繋ぎ新しいWeb3ゲームを作り出すという活動として「SHAKE!」というものを行っております。

本日は2時間くらいお時間頂いて、セッション含め我々のことを改めて説明させていただければと思います。

【YGGJapanについて】
YGG Japanは、日本のゲームユーザーを「Play to Earn」の先にある、「Play and Earn」の世界へ導くことを目指すブロックチェーンゲームプラットフォーマーで、ブロックチェーンゲームプラットフォーム「GabeeTown」の運営を行っています。
また、日本のゲーム会社が世界に向けてブロックチェーンゲームを立ち上げることもサポートできるよう、関係パートナーとのリレーションを構築しています。
YGG Japanの共同創業者であるYGG(Yield Guild Games)は、ブロックチェーンゲームで利益を生み出すNFT(Non Fungible Token)を提供する世界最大のDAO型ゲーミングギルドであり、80のゲームタイトルおよびインフラストラクチャーパートナー、8つのリージョンをsubDAOネットワーク間で結んでいます。
これまで日本では多くのグローバルIPが生まれ、世界で尊敬されているゲーム会社も多数あります。世界に誇るゲーム文化を持つ日本のコンテンツがグローバルで拡大するよう、YGG Japan及びYGGグループは全力でサポートしていきます。
▼YGG Japan SNSアカウント
Twitter https://twitter.com/YGGJapan
Facebook https://www.facebook.com/YGG-Japan-101792249155416
Discord https://discord.gg/yggjapan
Medium https://medium.com/@YGGJapan

「IVS」Whiplus氏より挨拶

 

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    Whiplus Wang

    上海、ニューヨーク、東京などの5都市8大学に通った後、新卒でリンクアンドモチベーション入社。UX/UIエンジニアを担当しつつ、国内最大級の人事イベント「Global HR Forum Japan」の運営責任者も務めた。日本全国に展開する地方創生ツアー「LoCCo」や、留学生向け就活イベント「Career Design Studio」の企画を運営。現在、旅を描くアプリJourneyNoteを開発、運営中。
    所属:IVS Crypto

Whiplus氏

個人としては、実はずーっとeスポーツプレイヤーで、ハースストーンというゲームに凄く熱中していました。

1回日本に来た時には、全く友達がいない状態だったんですが、ハースストーンのコミュニティだけには入れる…!なぜなら、あのゲームは当時英語版しかなく、僕みたいに日本語が全く喋れない外国人でも普通に、ゲームを通じて友達ができたという体験があります。そして、そのゲーム大会では一位になったこともあり、ゴリゴリのゲーマーでもあります。(笑)

IVSは歴史としてさかのぼると、2007年にカンファレンスが成立して、今16年間くらいですね。去年初めて「IVS Crypto」というイベントを作って、日本最大のクリプトカンファレンスとなっています。今年は更に、招待制的なカンファレンスは一旦停止、もう誰でも参加できるカンファレンスプラットホームとして、予定としては1万人くらいの規模でやりたいと思っています。

過去の目玉コンテンツでは、IVSのWeb2のところでローンチパッドというものがあり、日本の若手起業家の登竜門的なイベントです。今までで、IPO27件・バイアウトは33件、合計の調達(額)は2billion※ですね。(※20億ドル)こちら昨年は2000人集まって、今年はゲーマーの聖地、京都で開催することになりました。

今年はIVSとしてローンチパッド、IVS CryptoとしてSHAKE! は主要の目玉コンテンツとして、日本のWeb3のブロックチェーンゲーム元年を作ることができればいいなと思っています。

【IVSについて】
2007年より開催しているIVSは、これまで日本最大級のスタートアップの経営者カンファレンスとして、スタートアップエコシステムに貢献してきました。特に「IVS LAUNCHPAD」は、起業家の登竜門と呼ばれるようになり、過去に登壇してきた企業からは数多くの上場企業やM&Aも生まれています。
IVSは「次世代の、起爆剤に。」をミッションとしています。事業を成長させるきっかけと同時に、次世代を産み出す機会を提供できればと考えています。これまでの”カンファレンス”のカタチにこだわらず、スタートアップに関わる多くのコミュニティの皆様が、IVSを活用いただけるような「プラットフォーム」に成長させ、日本におけるスタートアップエコシステムの更なる活性化を目指します。
▶「Next Pass」「Pro Pass」「Vip Pass」目的別に三種類のチケットを用意
IVS2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTOでは3種類のチケットをご用意しました。チケットの種類によって入れるゾーンや企画が異なります。
▶IVS2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTO 開催概要
■開催日
2023年6月28日(水)~6月30日(金)
■会場
京都市勧業館「みやこめっせ」
ロームシアター京都 他
■主催
IVS KYOTO実行委員会
■オフィシャルサイト
https://www.ivs.events/ja
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トークセッション|登壇者一覧

主催の挨拶が終わり、続くプログラムはトークセッションへと移ります。
(※本記事のトークセッション内容は、発言を要約したものであることをご理解ください。)

今回のトークセッションでは、司会として暗号資産インフルエンサーの「Defitter ジョン氏」をはじめに、各業界で有名な企業から4名のパネリストが登壇、「1.日本のWeb3ゲームの本格普及はいつか、誰か」「2.Web3ゲームプロジェクトで気をつけるべきこと」「3.これから注目すべきWeb3ゲームトレンド」の3つのトピックで意見交換が行われました。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    モデレーター:Crypto Specialist(写真左端)
    所属:株式会社ForN

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    冨田 洋輔 (Tomita Yosuke)

    パネリスト:Web3ゲームパブリッシャー(写真左)
    所属:cocone株式会社 執行役員 Web3事業管掌

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    木村 隼人 (Kimura Hayato)

    パネリスト:ゲームパブリッシャー(写真中央)
    所属:LINE株式会社 NFTゲーム事業チームマネージャー

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    Whiplus Wang

    パネリスト:VC(写真右)
    所属:IVS Crypto

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    中山 雅弘(Nakayama Masahiro)

    パネリスト:IPライセンサー/ゲームパブリッシャー(写真右端)
    所属:株式会社ブシロード 営業企画本部アニメIP部部長

1.日本のWeb3ゲームの本格普及はいつか、誰か

トークセッション進行役のDefitter ジョン氏(以下 ジョン氏)は、Web3ゲーム本格普及のキートレンドとして「1.海外の本格Web3ゲーム」「2.国内大手パブリッシャーのWeb3ゲーム」「3.スモールチームの制作したWeb3ゲーム」の3つを挙げ、トークセッションがスタート。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    早速ですが、富田様いかがですか。
    どこに注目されていて、どのあたりから火が吹くと思われますか?

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    冨田 洋輔 (Tomita Yosuke)

    去年はSTEPNとか出てきて本当に早いと感じたが、一方で辛い時代でもあった。

    そこそこの規模感で投資もしたが、ビジネスでは難しいなと感じた。次にいつ波が来るかは教えて欲しいくらい(笑)だけど、波が来てからでは間に合わない。AXIEとかSTEPNは見てても追いつかなかったので、次来たときに乗れるように体制を作って行ってる感じです。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    木村様、LINE GAMEの方ではどのようにWeb3ゲームの普及を考えられていますか?

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    木村 隼人 (Kimura Hayato)

    ブロックチェーンを使ったゲームという視点で考えると、AXIEなどは流行ったが、まだまだ一般化はしていない印象。
    LINE GAMEで考えると、パズルというコミュニケーションを通じて、普段ゲームを遊ばない方にも触れて頂けている。僕の個人的な見解でいうと、ユーザーさんとのコミュニケーション方法をNFTとか分かり難いところから、パッと理解して触って頂けるところが出てくれば本格普及するのではと思います。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    IVCとして、海外ゲームの状況などをお伺いできるとありがたいです。

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    Whiplus Wang

    ゲーム関係者のカンファレンスがあって、「My Pet Hooligan」というゲームが大きな注目を集めていた。
    彼らは、NFT購入者だけのアルファ版参加や、色々な提言ができるようにした。単純にスタジオがゲームを作るだけでなく、みんなで一緒に作り、そのNFT価値を盛り上げる共同開発コミュニティになっていた。斬新な取り組みだし、NFTはゲーム以外にもZOOMのアバターにも使えたり、色々なユーティリティを付与して現実世界への繋がりを作るのは、時代の潮流になるのかなと。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    ブシロードさんは、現在Web3のプロダクトは出されてないと思いますが、現状においてはどのように捉えられて、注目されているかお伺いできるとありがたいです。

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    中山 雅弘(Nakayama Masahiro)

    どの会社でもNFT配ったりできる中で、お客さんの囲い込みと本当に楽しいゲームとは?という最終的な部分が、NFTを配れるという土壌に乗っかって、今一番爆発しそうだなと。少し前だとIngressから始まって、ポケモンGOが社会現象になるまでみたいな。Ingressはセガ※のメンバーもかなりプレイしてましたが、ゲーム理解度が高くないととっつきにくく、一般的には広がりきらなかった。今そんな過渡期なのかと。ブシロード的には、いくつか動いてる中で、最終的に何処と・どのタイミングでIP乗せるのがベストなのかなっていう状態です。
    (※中山様は元セガ社)

 

2.Web3ゲームプロジェクトで気をつけるべきこと

続いてジョン氏は、「Web3ゲームプロジェクトで気を付けるべきこと」について、「1.開発費・資金調達」「2.グローバル展開」「3.トーケノミクス」が重要であるとし、従来のゲーム開発とは全く別の専門知識が必要として、パネリストたちに率直な意見を求めました。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    ここに関しまして、特に先駆者である富田様、いかがですか?
    これはどこに気を付けるべきですか。

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    冨田 洋輔 (Tomita Yosuke)

    グローバル展開の話で言えば、東南アジアや北米など、色々なお客様に目を向ける必要があるのかなと。
    自分のプロジェクトベースでお客さんと話してると中々進んでいる気がして。夢をみせるとかそういう話じゃなくて、安心してもらうみたいな。自分たちのプロダクトに合った対話方法があると思うので、考えるより飛び込むことで身に着くんじゃないかなと思ってます。トーケノミクスは大事故さえ起きなければ…(笑)。お客さんに損させないことが大事で、細々やってちょっと儲かりましたみたいな部分を守れば良いんじゃないかなと。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    それでは、LINE GAMEの木村様、いかがでしょうか。

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    木村 隼人 (Kimura Hayato)

    ゲームの仕組みで新しいものすら、中々受け入れていただくのは難しい。
    ブロックチェーンでトークン作れたり、NFT作ったりすごい可能性の塊だと思うが、まず最初に「お客様と何をコミュニケーションしたいのか」っていうシンプルな機能に絞ってわかりやすく提供すること。トーケノミクスとかではなく、「シンプルな価値って何だろう」ってところをグローバルではなく、まずは国内で実験的にスタートするってことが結果的に普及に繋がるのかなと。なので、僕はまずシンプルに出したいと思っています。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    Whiplusさん、どうでしょうか。
    Web3ゲームプロジェクトで気を付けべきこと、特に開発費はどの面を気を付ければよいですか?

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    Whiplus Wang

    開発費は、最初スモールで良くてですね。大事なのは、PoC(効果検証)をちゃんとしていくこと。この業界は新しく、まだ明らかな成功事例というのは無いんじゃないかなと。だから面白いと思ってます。昔のプロダクトみたいに、全てブラックボックスになっていて、開発が数か月伸びてから一気にリリースするよりは、もう先にNFTを発行しながらユーザーの意見を吸収して、採用したりするみたいな。そうやって開発費は抑えつつ、例えばAIを駆使しつつコミュニティの力でスモールスタートしたりとか。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    ブシロード様はいかがですか、どのあたりに注目されていますか?

  • user1

    中山 雅弘(Nakayama Masahiro)

    今ゲームのユーザーとして入ってくる人たちが、ゲームを自分の目利きで選ばず、誰かの目利きに寄って行く流れになっているのかなと。
    その中で、少しやりやすいと地域として最初はグローバルよりも東南アジア周りとか。欲とフェチに特化しているので、そこがわかりやすく資金も回るかなぁと思います。その熱量に乗せたゲームであれば、スモールでも火種として大きくなるのかなっていうのがある。僕が過去にやったIPでも、例えばインドネシアや韓国周りに、日本ではヒットしなかったやつを持って行く。細かくティーチングすることで英語圏に広がる要素がそこにあるんですよね。日本のちょっと閉鎖的な思考を超えたところから勝負してみたいなっていう気はあります。

 

3.これから注目すべきWeb3ゲームトレンド

最後のセッションテーマは「これから注目すべきWeb3ゲームトレンド」として「1.AIがゲーム開発に与える影響」「2.Web3eスポーツの潮流」「3.N-FTゲーム(“No FT” GAME)」の3点を題材にトークが展開されます。

 

  • user1

    Defitter ジョン(Defitter John)

    最初に伺いたいのは…木村様どうでしょうか。

    この3点、どう思われますか?

  • user1

    木村 隼人 (Kimura Hayato)

    FTを入れるのはハードルかなり高いと思います。FTを使わなくても、NFTで十分にシンプルな体験っていうのができるのでは、と個人的に思っています。N-FTゲームはこれからいくつかタイトルが出てくるんじゃないか。”儲ける”という部分以外にも、自分の証であったり、友達にプレゼントするとか、そういった部分もNFTだと腑に落ちるような体験が組み込めるんじゃないかなと。IPさんも既にチャレンジしているところも多いかと思うので、23年なのかはわからないですけど、一つトレンドが来るんじゃないかなと個人的には思っています。

 

  • user1

    Defitter ジョン(Defitter John)

    Whiplusさんはどうですか。
    ゲームトレンド、この3つはどんな影響を与えると思いますか?

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    Whiplus Wang

    圧倒的に「3」だと思ってます。3月24日に金融庁からパブリックコメントでNFTに対する回答があって。”決済に不向きなNFTはとりあえず仮想通貨として扱わない”、いわゆる合法的な感じになります。1コレクション100万枚以下、単価は1000円以上の場合は、基本的にNFTと認識する。もうNFTを日本で発行する場合は問題は無いので、そういうところは多分、第一歩ではないかなと思っています。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    では、富田様はいかがでしょうか。

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    冨田 洋輔 (Tomita Yosuke)

    既存のWeb2プロダクトにちょっとNFT買ってもらう、みたいなのは結構頑張ってやっていて。それは普通に皆さんやってくださったりしている。僕らのアバターサービスで5年前に買った黒猫の耳とかが今10万円でトレードされていたり、デジタルのお洋服の価値って付くんですね。それをNFTみたいな形で証明して取引させると、もっともっと安心して価値が付くみたいな。それはもうトレンドや流れというか当然あるべきことかなと思ってます。
    (AIの話へ)ChatGPTには社内ショックが起きた一方で、お客様が凄く便利になるなと思った。今までのゲームの作り方ってUIが全部リストされてて、ツリー形式で行くみたいなものだったと思う。それが自然言語でいいんだなと、ゲームの作り方や全ての体験が変わるなと思っていたりする。僕は新しいUI/UXはAIから始まる可能性があると思っている。

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    ブシロード様においては、特にeスポーツに関しまして、TCGを専門でやられているのでお詳しいと思うのですが、そのへんいかがでしょうか。

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    中山 雅弘(Nakayama Masahiro)

    今の若い世代が一番目指すところが、ゲーム環境を最大にしてストリーマーさんみたいになるというのがあって。コロコロコミックの懸賞とかも昔はおもちゃ・ゲームソフトが定番でしたが、今は高精細ディスプレイやゲーミングチェアなんですよね。そこの欲に向けての要素がハマったときに、ゲームチェンジャーになれるのかなと思います。ゲームやアニメに関しても、原画マン・動画マンはAIの流れでやれてしまうんですよね。音楽やボイスもそうですよね。僕ら世代の声優オタクって、キャラクターとして声優さんを見ていた。小野Dの声があったら、小野Dのキャラの作品を見るみたいな。それもAIとしてボイスが固められたら、演技はどうでもできるんで。AIが録ったりできれば、かなり技術の革新として進むかなと思う。

 

 

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    Defitter ジョン(Defitter John)

    なるほど、、今後AIですので、本当に喋れるし、そこに何の声が載るか凄く重要になると思います。
    ゲームは今後フルボイスが当たり前の世界だと思いますので、かなり影響が出るのかなと思います、ありがとうございます。

 

最後にWeb3ゲーム開発者に向けたパネリストたちからの一言コメントがあり、トークセッションは終了となりました。

この後は、「SHAKE!」に関するスライド説明を椎野氏が行い、プログラムは最後のネットワーキングへと進みます。

ネットワーキングの様子

SHAKE!KYOTOネットワーキングの様子と交流中の風景

最後のネットワーキングでは軽食をとりつつ、参加者がパネリスト・主催者たちと積極的に話をする姿が見られました。

半数以上の人が閉場時間まで交流を楽しみ、惜しまれつつも本イベントは終了の時刻を迎えました。

今回参加いただいた方からは、「SHAKE! KYOTOに向けて理解が深まった」「トークセッションが面白かった」などのお声をいただきました。

皆様とは、SHAKE! KYOTOの本会場にて、ぜひ再びお会いできればと思っております。

また、アフターレポートとして、同日に行った株式会社ブシロードの中山様、LINE株式会社の木村様への取材記事も後日掲載予定です。
お楽しみに!

 

6月に京都で開催される「SHAKE! KYOTO」や本イベントの詳細については、下記記事をご覧ください。

「IVS2023 KYOTO/IVS Crypto 2023 KYOTO」でWeb3ゲームピッチコンテスト「SHAKE! KYOTO」開催が決定。事前説明会を4月20日TUNNEL TOKYOで実施

 

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Hikaru@編集長

2020年にバブルの波に乗って暗号資産界隈へ本格参入。BCG・P2Eブーム到来により、Axie・DefiKingdomsなどのプロジェクトに熱狂後、冬の時代を経験。子供のころより夢焦がれていた「ゲームで稼ぐ」世界を実現させるべく、ブロックチェーンを活用したゲームの大衆化を目指してJoin。GabeeTownでは編集長として品質担保・SEOを管掌している。


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